井上です。
このページではブログ売却戦略の参加者さまが
書かれた記事の添削を行なっていきます。
今回の添削記事はこちら。
記事に対する参加さまのコメントはこちら。
一つ目の記事を書いてみました。至らない点ばかりだと思いますが、ご指導お願いいたします。
美容に関するブログで、記事内容は「クレンジングタイプを並べたまとめ記事」という事ですね。
ちなみに、この参加者(以降Bさんと呼びます)の方も、前回の参加者さんと同様にアフィリエイト経験や記事執筆経験がないとの事です。
記事の執筆経験がない中で、これだけ綺麗にまとめられているのは素晴らしいです。
ただ綺麗にまとめすぎてブログとしては「物足りない」という部分がありましたので、今回はそこを中心に添削を行なっていきます。
なお添削内容は「文章」と「SEO目線」の部分です。記事内容に関しては、私に美容知識がないのでアドバイス対象にはしません
上位記事を真似るなら「+α」を意識して
それではまずは記事内容からアドバイスをしていきます。
今回記事の内容的には、
クレンジングはどういったものにすればいいのだろう?
私にはどんなタイプが合っているのかな?
という人にターゲットにされたのだと思います。
その上で「自分に適したクレンジングを選んでいきましょう」という形で内容を広げ、クレンジングのメリットデメリットを並べる構成にされたのだと思います。
狙ったキーワードは
- クレンジング タイプ
- クレンジング タイプ別
- クレンジング 種類
キーワードの検索数的には「クレンジング 種類」の場合はすこしライバルが多いですが(大体800〜900)、「クレンジング タイプ」であればライバルも少なく上位表示も狙いやすいのでいいと思います。
毎月安定して検索されていますしね。
ただ気になったのは「記事の内容」です。
おそらく今回の記事は「クレンジング タイプ」で1位、「クレンジング タイプ別」で2位の記事を参考にして作られたのだと思います。
上位の記事を参考にして書くのは全然いいと思います。1から自分の脳内で記事を作るよりは、上位記事はすでにGoogleに認められている記事。それを参考にして書くのは合理的です。
ただ、参考にして書くのであれば「その上位記事を上回る内容」を意識していかなければなりません。
記事の内容を簡潔にして、メリット・デメリットを並べる構成にするのは悪くはありません。しかしそれだと読みやすさや分かりやすさはプラスになっているかmそいれませんが、記事としての「+α」にはなっていません。
- 文字数
- 写真
- 自分なりのアドバイス・感想
- 事実に基づくデータや客観的な意見
これらを加えることで「+α」として成り立ちます。
これが「書籍や雑誌の情報をまとめて分かりやすくした」・・・とかであれば、それほど気にする必要はありません。
しかしネットの記事を参考にして少し情報を付け加えた&まとめた程度ですと、コピペ記事としてGoogleに判断されてしまう事があります。
そういった記事としてGoogleに判断されてしまうと、検索結果に出てこないですし、仮に出てきても上位表示される可能性が低くなってきます。特に立ち上げたばかりのブログですと、大手サイトからの記事を参考にしても絶対に勝てないですしね。
なので、
上位記事を真似るなら「+α」を意識する
これはもう絶対です。
では、どれくらい「+α」すればいいのか?という疑問が出てくると思うのですが・・・
分かりやす例でいうと、
1つの上位記事だけを参考にするのではなく複数の上位記事を参考に
という感じでしょうか。
どうしても具体的な「+α」の内容に関しては、その元記事次第・・としか言えないので難しいところです。しかし参考にするのであれば1つの記事だけではなく、複数の上位記事を参考にするといいと思います。
その上で文字数を増やしたり、写真を増やす。足りない部分を付け加える・・という方法がいいかと。
また別のキーワードの内容を加えるというのも有効な方法の1つですね。
今回であれば「クレンジング タイプ別」というキーワードを攻めていると思いますので、そのキーワードで調べた人が知りたそうなキーワード内容を加えるわけです。
ヒントはこのへんにありますよね。
最初は既存記事に内容を加えるのは難しく感じるかもしれません。
しかし一度このテクニックに慣れてしまえば、これほど楽な方法もありません。
外注であがってきた記事をさらにアップグレードさせることもできますし、逆にパッパッと記事を書いてそれを外注でさらにアップグレードさせることもできます。
ぜひ少しずつやり方と方法を学んでいきましょう。
リード文章は読者に読む必要性を与える
それでは次は大事なリード文章部分。
Bさんの記事はこう始まっています。
個人的には綺麗にまとまっていて悪くないと思います。
ただ私であれば、
肌に合わないクレンジングを使い続けれると、シワ・くすみなどが増える可能性があります。
今すぐに肌に現れなくても塵も積もれば…です。
この部分をもう少し具体的にして「肌に合わないクレンジングを続けるとマズイですよ!」という注意喚起をするかもしれません。
もしくは、
そうならないためにもまずはクレンジングのタイプ別に特徴を知って、自分の肌質に合ったものを見極めることが重要。
ここの部分で「自分の肌質に合ったクレンジングを行うと、これだけのメリットがありますよ!」というアピールをすると思います。
女性を対象とした記事なので、リード文章はサクッと終わらせて解説内容に入ったほうがいい場合もあります。
しかし人は、
- 見るとメリットがある(訪れた読者が読む価値がある記事と判断)
- 見ないとデメリットがある(訪れた読者が読まないとマズイと判断)
手間ではありますが、リード文章の少しの手間は大きな効果として表れます。記事添削001でも解説しましたが、具体的な例や根拠となるデータを持ち出して読者にイメージを持たせることを意識していきましょう。
またリード文で離脱されると滞在時間が極端に短くなるので、ブログ自体の評価が下がってしまうんですよね。
なのでリード文章は記事の内容以上に丁寧に作っていきましょう。
タイトルは分かりやすくクリックされやすく
次はタイトルです。
クレンジングのタイプ別比較!7種類のメリット&デメリット
・・少し違和感があるのは私だけでしょうか?
おそらくこの書き方ですと、
7種類のメリット&デメリットが書いてあるのかな?
思われてしまうとおもいます。
しかし実際には、クレンジングのタイプが7種類あり、そのそれぞれのメリット&デメリットを並べている・・ということですよね。
なので正確に書くとすると、
クレンジング7種類のタイプ別比較!それぞれのメリット&デメリット
とかになると思います。
ただこれですと少し見栄えが悪いので・・
徹底比較!7種類のクレンジングタイプのメリット&デメリット
とかでしょうか。
もしくは私だったら、
【肌タイプ別】あなたの肌に優しいクレンジング方法をご紹介|全7種類
個人的には上のが検索結果に表示されたときにクリックされやすいと思います。
正直このタイトルが正解かはわかりません。人によっては「元のタイトルの方がクリックしたくなる!」という人もいると思います。
しかし私であれば、
クレンジングのタイプ別比較!7種類のメリット&デメリット
よりは、
【肌タイプ別】あなたの肌に優しいクレンジング方法をご紹介|全7種類
の方がクリックしたくなると思います。
このキーワードで検索するということは、検索者は「自分に適したクレンジング方法を知りたい・・」と考えると思うのです。
そう考えると、クレンジング毎のメリット&デメリットをタイトルに並べるよりも、「あなたに合わせたクレンジングを知りましょう」という働きかけの方が効果が高いと思うんです。
なので、
- 肌タイプ別
- あなたの肌に優しい
- クレンジング方法
というキーワードを並べました。
まあ正直に言えば、元々のタイトルでも意味は分かりますし伝わると思います。
指摘している部分はすごい細かいところでもあります。
しかし細かいところだからこそ、数秒で直せる部分は直していく方が効果的ですよね。
多くの人は記事のタイトルを適当に考えてしまいます。
しかしそれは本当に勿体ないことです。世の中には商品の中身はまったく同じなのに、タイトルを変えただけで爆発的に売れた例は数多く存在します。
ぜひ記事の内容以上に時間と頭を使って、クリックされるタイトル作っていきましょう。
記事にはカテゴリー設定を
今回のBさんの記事はカテゴリー設定がされていませんでした。
「未分類」となっていますよね。
ブログ売却戦略のマニュアルでカテゴリー設定の説明を加えていなかったので、完全に私のミスなのですが・・・
記事にはそれぞれのカテゴリーを設定していきましょう。
ここで1からカテゴリーについての解説してしまうと長くなってしまうので、こちらの記事を参考にしてみてください。非常にわかりやすくまとめられているので理解しやすいとおもいます。
ちなみにカテゴリーは最初にある程度決めてしまうと楽ですね。
例えば副業とテーマにしたブログであれば、
- アフィリエイト
- ブログ
- せどり
- 投資
- 仮想通貨
といった感じで作ってしまえば、あとから記事投稿画面で簡単に設定することができます。
あまり深く考えずに読者がカテゴリーを見た時に「あ、〇〇関連の記事なんだな」と認識できればOKです。
見出し2のあとには文章を入れる
続いてはこちら。
おそらく「7種類の〜」の部分が「見出し2」で「シートタイプ」という部分が「見出し3」だとおもいます。
つまりこれはGoogle的には「見出し2→見出し3→文章」と表示されていることになります。
見出しが2連続で続くのが「絶対にダメ!」という事ではないのですが、できれば見出し2のあとには多少なりとも文章を入れてあげた方が(Googleに対しては)親切かもしれません。
なので、
7種類のクレンジングタイプ
ここからは7種類のクレンジングをご紹介していきます。メリットとデメリットも書いてあるので、ぜひ自分に合わせたクレンジング方法を確認してください。
シートタイプ
・
・
と一言付け加えていきましょう(勿論、一言以上でもOK)
読者に対しても親切ですし、Google的にも的確に表示されると思います。
見出し3のタイトルは少しの説明を加えると◎
続いては見出し3のタイトルです。
これは確実ではないのですが、最近のSEO対策傾向として見出し2、見出し3では、
- 解決策
- 悩みの答え
- 問題解決案
を記載すると良いのではないか?と言われています。
どういうことかと言うと・・・
例えば今回の見出し3で言うと、
シートタイプ
オイルタイプ
リキッドタイプ
このような見出し3タイトルになっていますよね。
これを、
時間がない時におすすめの「シートタイプ」
ダントツのメイク落ちの「オイルタイプ」
ニキビ肌、脂性肌、混合肌に勧めたい「リキッドタイプ」
という感じにするわけです。
タイトル内の文章は適当なので参考にしないでくださいね。
要はただ単純に見出しタイトルを並べるのではなく「見出しタイトル+一言」の方がいいのではないか?ということですね。
実際に下の私の記事をご覧になってもらえば分かると思いますが、単純に見出しだけにするのではなく
構成にしているのが分かると思います。
それが功を奏しているかは分かりませんが、こちらの記事はあらゆるキーワードで上位表示を獲得しています。
ただ見出し2〜見出し3に余計なキーワードを含めることをSEO的に良しと考えない人もいます。
なので「絶対に見出し+一言にしてください!」とは言えません。
見出し2では挑戦せずに見出し3くらいで実践してみるのがいいかもしれませんね。
画像を増やす
前回の添削と同様になってしまうのですが、画像はもう少し増やした方が記事が見やすくなっていいかと思います。
文章が綺麗にまとまっているので、画像がないことでの文章に対する圧迫感はありません。
しかし、各見出し3のあとにイメージ画像(オイルクレンジングであれば、その画像を差し込む)でもあれば、読者は「〇〇ってこういったタイプか〜」とイメージができると思うのです。
また今回はクレンジングを紹介しているので、後々にでもアフィリエイトリンクに繋げられる内容です。
たとえば、
Amazon商品のイメージ画像を使い、のちにAmazonアソシエエイト経由で報酬を発生させる
もしくは、
半分はAmazon画像を使い、半分はアフィリエイト商品にする
・・という方法もできます(全てをアフィリエイト商品にするよりも、一部をAmazon商品にすることで信用度も上がります)最初に画像を設置しておけば読者にもわかりやすく伝わりますし、のちに報酬を発生させるさいにも楽ができると思います。
箇条書きを枠線で囲う方法
これは添削ではないのですが・・
記事内の所々で箇条書きではなく、普通の「・」に文字を書いてまとめられていました。
こんな感じで。
クリームタイプのメリットとは?
- クッション性のあるテクスチャーで摩擦が起きにくい
- しっとりとした洗い上がり
- 比較的刺激が軽めで、肌にやさしい
- 保湿成分が多い
クリームタイプのデメリットとは?
- 洗浄力が弱い
- しっかりメイクの場合、ダブルクレンジングやポイントリムーバーとの併用が必要になることもあ
- あまりメイク馴染みが良くなく、クレンジングに時間がかかる
- 拭き取りタイプの場合、コットンなどで肌を擦ってダメージになる
こんな感じでしょうか。
もし何かしらの理由や目的があって、その書き方をしているのであればそれは全然OKです。
ただ特に理由がないのであれば箇条書きを使っていきましょう。そちらの方がGoogleのロボットにも伝わりやすいですしね。(私のこのサイトの場合も「箇条書き+枠線囲み」は使っていませんが、検索として認知される必要がないからです)
ちなみにcocoonの場合は「箇条書き+枠線囲み」をするには少し手順が必要です。
下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
それでは今回の添削はここまでです。
記事は綺麗にまとまっていましたが、逆に綺麗にまとまり過ぎてて物足りなさを感じる構成になってしまっていました。毎日数記事あげて、数で攻める作戦であれば、それでも充分に通用すると思います。
しかし、1つ1つの記事をしっかり作り込み、1つの記事も無駄にしない・・という構成の方が最初は苦労するかもしれませんが、個人的には後々時間を無駄にせずに楽だと思います。
実際に私は外注で記事作成を依頼をする場合には、
- 文字数3000〜5000文字以上
- 内容を濃く
この2つは絶対に守って依頼しています。
その甲斐もあり、私のブログ戦略は少ない記事数でアクセス(もしくは収益)をあげて、売却を高速展開できているのだと思います。
・記事のクオリティを下げて何記事も投稿していくのか?
悩んでしまう部分だとは思いますが、大切な部分なのでしっかりと考えていきましょう。
質問がありましたら、私に直接でもコメントでも大丈夫です。